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豊臣秀吉 「サルのきのこ狩り」 [日本史]

<豊臣秀吉が、きのこ狩りを思い立った。さて、その、てんまつは・・・」

豊臣秀吉.png

 豊臣秀吉が太閤殿下と呼ばれ、天下人として揺るぎなき時代のこと。秀吉は側室、家来、女官たちを連れて、きのこ狩りをすることになった。さて、前日の夜のこと、きのこ狩りの担当者が不安になってきた。
「もし、明日きのこを狩りにいって、きのこがあまりなかったら、太閤殿下はお怒りになるかも知れん」

そう思った担当者はいてもたってもいられず、夜中に現地を下見に行くことにした。さて、現地に着くと、不審な男の影が見えた。
「そこにいるのは誰じゃ!明日の太閤様の、きのこ狩り予定地と知ってのことか!」 と大声で叫んだ。

すると男の影はごそごそと動き、ほおかむりを取った。
「いやー、見つかってしもうたか」

担当者はびっくり仰天。何とその男は、豊臣秀吉であった。
「こっ、これは、殿下とは知らずに大変ご無礼を・・・。まさか殿下がおられるとはつゆ知らず・・・」

すると、秀吉は恥ずかしそうに笑って言った。
「いやあの、明日のきのこ狩りで、もしきのこが足りなかったら、家来も女どももがっかりするかも知れん。それで、ほれ、こうして、きのこを植えとったんじゃ」

 天下人の秀吉が、家来たちを喜ばせるために、夜中にきのこを植える姿を想像してみてください。普通では考えられないことですね。秀吉は農民(足軽)の子として生まれ、何のバックもないところから天下人に出世していきました。彼の最大の力は、人たらしといわれる、人を引き付けて離さない人間的魅力。晩年、淀君と我が子かわいさに汚点を残しましたが、それでも晩年の彼に、このような人並外れた気配りのエピソードが伝わっています。さすが人たらしですね。

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