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リーンカーン 「大統領と、ある兵士」 [世界史]

<リンカーン大統領と、ある兵士の話>

リンカーン.jpg

 リーンカーン大統領の大好きなエピソードをご紹介します。
 アメリカ南北戦争当時、ある兵隊の家族が戦闘に巻き込まれ死んでしまいました。その兵士は軍隊の上司に、家族の葬儀をするために故郷に帰るために休ませてほしいと言いました。しかし、今は非常時ということで許可が出ません。次に更に、師団長にお願いしたがだめ、将軍もだめ、そしてとうとう彼は、リンカーン大統領の執務室のドアをノックしたのです。
 「大統領、私の家族のために休みを頂けませんか?」
リンカーンは人格者のような反応をしてくれたでしょうか。とんでもありません。いきなり逆上しました。
 「私は大統領だ!今は戦争中で、私は非常に忙しい!なぜ一人の兵士の問題の一つ一つに私が答えなければならないのだ。それは軍隊に任せてある。そちらで解決してくれ!」  バタン! 

 執務室のドアは閉められました。がっかりしたその兵士は、アメリカなんてクソだと思い、安ホテルに帰り、飲んだくれました。さて、夜がまだ明ける前に、ホテルの部屋のドアをたたく者がいます。兵士は二日酔いの頭を抱えながら不機嫌にドアを開けました。すると、なんと、そこにしょんぼりして立っている長身の男がいたのです。そう、彼はリンカーン大統領です。
 「昨日は君にひどいことを言ってしまい、後悔して眠ることができなかった。いてもたってもいられず、来てしまった。許してくれますか?もう、すでに君の休みは将軍の許可も得ているし、船もチャーター済みだ。港まで馬車で送らせてくれないか」
 兵士はリンカーンの馬車で港に向かいました。

リンカーンといえども不完全な人間だった訳です。それを補ってあまりある彼の魅力の一端を示すお話ですね。



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